危うさの微塵もなくてただそこにたってるだけの塔にハゲ鷹 (帯一 鐘信) 塔に住む囚われの姫の目に眺む ここ七階のバルコニーより (本田鈴雨)
親友の墓所尋ぬればあたたかき大きな富士に抱かれており (はこべ) 夕空に山かげ浮かぶ地に在れば居を移すたび富士をたしかむ (本田鈴雨) 富士山を切り取り上下を逆にしてスッポリ納める浜名湖の鞘 (新井蜜)
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